入浴剤・炭酸泉
ここでは、炭酸美容の中でもリラクゼーション効果に優れた入浴法である炭酸入浴剤や炭酸泉の効能、自宅での炭酸入浴法についてまとめています。
炭酸美容としての炭酸入浴剤の活用術とその効果
1日の中で心身ともにリフレッシュさせてくれるバスタイム。そんなバスタイムをより癒し空間にしてくれる入浴剤は昔からある炭酸美容の1つで、最近では炭酸美容が注目され、さらに進化した炭酸系入浴剤が販売されています。
炭酸入浴剤には血行促進に優れているので、体温が冷めにくく長時間高い体温を維持してくれることが明らかになっており、科学的にもその効果が実証されています。
しかし炭酸は水温が高いと効果を発揮してくれないので、40℃前後のお風呂だと一般的な炭酸系入浴剤は通常60~100ppmほどのパワーしかなく、時間が経過すると炭酸ガスは抜けてしまいます。
そこで注目されているのが、高濃度の炭酸ガスが溶け込んだ炭酸泉!
医療分野でも活用されていて、便秘解消や動脈硬化などに効果があり生活習慣病の予防としても注目されている治療方法なのです。
美肌効果も然ることながら健康維持にも役立つ炭酸パワーで、身体の中からケアしていきましょう。
炭酸入浴の方法をチェック!
高濃度の炭酸泉は温泉施設などでしか入浴することが出来ないのですが、自宅でも効果的に行えるやり方を調べてみました。
- 37~39度を目安に少し温めのお湯を貯めておく
水温が高いとすぐに炭酸ガスが抜けてしまうので要注意! - 湯船に炭酸入浴剤と炭酸水1Lを入れる
炭酸が抜けないように低い位置からゆっくりと入れる - ゆっくりと湯船に浸かる
炭酸の濃度は振動にも弱いのでゆっくりと入ることがポイント! - 15~20分入浴する
のぼせないように調整しながら、水分補給に炭酸水を飲むとより効果的でオススメ!
週に2回を目安に取り入れてみると、美容効果以外に冷え性などの症状緩和にも効果があるかも知れません。
手作り炭酸入浴剤
炭酸をとにかく実感したいという方は手作りがオススメ!濃度の調整が出来るから好みのものを作ることが出来ますよ。
用意する材料
- 重曹 160g
- クエン酸 130g
- お湯(200ℓ)
- 天然塩 40g
- 好みのエッセンシャルオイル
この分量で400ppmの炭酸入浴剤を作ることが出来るので、気になる方は是非試してみてくださいね。
代表的な炭酸泉スポット
炭酸効果が高い天然温泉を調べてみましたので、旅行なども兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか。
- 吉川温泉(兵庫県) 4,110ppm
- 山香温泉(大分県) 4,053ppm
- 小屋原温泉(島根県) 3,100ppm
- 大塩温泉(福島県) 2,856ppm